ぶどうの品種

サペラヴィ種(Saperavi)

赤ワイン用品種で、濃い色調で(その名前は染料という意味)、ほぼいかなる次元においても壮観さを失わず、驚くべきエネルギー力が口に広がります。
よくできたサペラヴィは驚異的に素晴らしく、他に用いるべき言葉がありません。
そして(例えばカベルネやメルロといったボルドー品種との)ブレンドにもよく向き、 ロシアで人気のセミスイートな赤ワイン造りには理想的な品種です。

 

シャプカピト種(Shavkapito)

赤ワイン用品種で爽快な味わいです。
カヘティ地方原産の最も古くからある葡萄品種の一つ。 花盛りの果樹や桃のヒントとミネラル感を特徴に持つワイン。

 

Rkatsiteli(ルカツィテリ)

白ワイン用品種で、ジョージア土着のぶどう品種です。
伝統的なカヘティ産ワインを代表する白葡萄品種です。 カヘティ地方各地で9月中旬から10月中旬にかけて熟します。高品質なヨーリピアンスタイルのワインにもクヴェヴリ製法にも用いられます。 また、ムツヴァネ・カフリとブレンドされる事が多い。
このルカツィテリはもっとも名が通っている(ジョージア国外の、ウクライナ、モルドヴァ、ブルガリアに植わるため、世界で 5 番目に多く植わっている白ブドウ品種になります)。
シャルドネのように、造り手の意志や場所しだいでスタイルはかなり 変化するが、香りといわゆるワインらしさ、凛としたバランスや複雑さなどの素質を、全て持ち合わせている。

 

ムツヴァネ(Mtsvane)

白ワイン用品種で、ジョージア土着のぶどう品種です。
カヘティ地方原産の葡萄品種です。 ムツヴァネ・カフリは,ジョージアで最も古くからある葡萄品種の1つでルカツテリよりも早くからあったとされています。 9月下旬に完熟を迎えます。
後味の長いアロマを持っています。

 

キシ(Kisi)

白ワイン用品種で、ジョージア土着のぶどう品種です。
ジョージアでは3番目の主要白ワイン品種で、華やかでフレッシュな味わいの品種とされています。
グルジア有数のぶどう栽培地域・カヘチ地方のクヴァレリ地域のぶどう品種。希少な品種で、グルジア国内でもキシのワインは数少ないとされています。 やや甘口、しかししっかりとした深みと余韻を感じる品種です。

 

ワインの品質

ジョージアのワインは国外に出す時、非常に厳しいチェックを受けています。
例えば、亜硫酸塩の許容量も,日本の基準よりも厳しく、約2/3しか使用を認められていません。
よって、ジョージアから輸出が出来るという事は日本の輸入基準は既に合格しているという事になります。
しかし、提携ワイナリーでは、独自にさらに厳しい基準を設け、厳しいチェックを行っております。